mekashi project

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MISSION 102

  • ポイントカラーがいつも主役になるとは限りません。
    今回、ベージュトーンに入れた目頭の赤いアクセントは、全体に温度感を与える引き立て役です。

  • Make-up UDA

ヘッドアクセサリー、ネックレス、トップ (すべてスタイリスト私物)

  • Photography:Taro Mizutani(BE NATURAL)
  • Styling:Ishii Dai
  • Hair:Naho Iked
  • GraphicDesign : HUKUWARAI

Text : Ryoko Kobayashi

今回のミューズが生れるまで

 Ikedaさんの目鼻立ちやおっとりした話ぶり。そのキャラクターから、スタッフで話して出てきたワード“エルフ”をテーマに。
「どこか現実離れした雰囲気を、ベージュのワントーンで表現しました。メイクは、肌に血管が透けて見えそうな繊細さを出し、唇の赤みを抑えて、淡いブラウンの眉に。瞼はぬめっとした妖精的な質感を仕込み、不思議な存在感を作り込みました」(UDA)
 そのうえで、目頭に血の色を配色。
「全体に温かみを与えながら、コントラストでベージュが映えるように。泣いた後のような目頭に滲んで見える配置で、何かを物語っているような表情に仕上げました」(UDA)

  • Naho Ikedaさん
  • ヘア&メイク
  • 2018.3 at Shirokanedai
  • Photo UDA
  • ベースメイクは、薄づきの下地で整え、青みピンクのチーク(01)を指の腹に薄く取り、頬や鼻の頭を包み込むようにつける。瞼は赤み・黄みの偏りのないフラットなブラウン(02)を使い、上瞼は中央から、下まぶたは目頭から広げ、上瞼に透明グロス(03)を重ねる。目頭には、血の色の口紅(04)を筆に取り、丸く描く。唇はコンシーラーで、全体のベージュトーンを妨げないレベルまで赤みを抑える。眉は淡いブラウン(05)で、地の眉に丸みをつけるように描く。

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